開催日
平成21年2月22日(日)9:50〜11:55
会場
八王子市学園都市センター 八王子スクエアビル12F (イベントホール)
〒192-0083 東京都八王子市旭町9番1号 電話 042ー646ー5611
参加費用
無料
主催
社団法人 東京都八南歯科医師会
〒192-0907 東京都八王子市長沼町960番地 電話 042ー635ー8463
申し込み先
八南歯科医師会事務局(学術部) FAX 042-635-4805
講師プロフィール
幕内秀夫 先生
1953年茨城県生まれ。東京農業大学栄養学科卒業。 専門学校において栄養学を教えるが、欧米模倣の教育に 疑問をもち退職。その後、日本列島を歩いての縦断や横断 などを重ね、伝統食の研究を行なう。 現在、「フーズ&ヘルス研究所」代表。社員食堂の改革、 プロスポーツ選手の個人指導、保育園・幼稚園の給食改革 などを行なう。帯津三敬(おびつさんけい)病院、松柏堂 (しょうはくどう)医院において食事相談を行う。
講演プログラム
9:30 開場
9:50 開会のご挨拶
10:00〜11:40 講 演
11:40〜11:55 質疑応答
11:55 閉会のご挨拶
開催にあたって
中高年のメタボリックシンドローム。あるいは、若い女性の婦人科系疾患の急増。WHO(世界保健機構) の、「2000年以降に生まれる子どもの40パーセントが糖尿病に罹る可能性がある」という発表など。あらゆる 年代での生活習慣病が深刻な問題になっています。その背景には、食生活の問題があることは常識になってい ます。そこから、「食育基本法」が制定されたのでしょう。しかし、一般の人が食生活に関心を持ったとして も、それを知る機会はほとんどないのが実情です。マスコミから流れてくる情報は、ほとんどが一つの食品に 関するものばかりです。○○を食べればやせる、○○を食べればコレステロールが下がるといったものです。 食生活に関心をもったがゆえに、益々わかりにくくなっています。 このような現状を考えたとき、小児期から継続通院する可能性の高い、歯科医院の役割は非常に大きくなっているように思います。 歯科医院ほど、「食育」に最適な場はないのではないでしょうか。しかし、現状の歯科医療における食事指 導をみていると、口腔(歯や歯周組織)だけを対象と考え、全身(心)を忘れたものが多いような気がしてなりませ ん。今、食生活の何が問題であり、歯科医院と何をどう付き合っていけばいいのか?
具体的な提案をさせていただきたいと考えています。